消火器の耐用年数は「おおむね耐用8年」です。
この年数は、あくまでも目安であって、消火器の設置環境や点検整備の状況などにより、
現実には長くなる場合も、また短くなる場合もあります。
整備不良や老化などにより、一旦火急の場合に十分役に立たないとしたら大変なことです。
消火器は日常使用しないだけに、日頃の点検整備を重視しなければなりません。
しかも消火器には圧力容器という特徴があります。使用時に加圧され、消火薬剤の変質などによって詰まり、
容器内に圧力ガスがこもった場合には家庭用プロパンガスの圧力の約2倍の圧力がかかります。
このような場合、容器が腐食、老化していれば破裂する危険があります。
「おおむね耐用8年」とする根拠は、 製造者としての永年の経験実績と本来圧力容器として5年を節目とした水圧による耐圧試験の必要性があること、 さらに昭和53年、(財)日本消防設備安全センターにおいて全国対象に行った 6万余本に及ぶ消火器の追跡調査 のうち、消火器の本体容器などの不良廃棄にかかわる下表の平均寿命のデータを 参考にして「おおむね耐用8年」と設定しました。
| 地域 | 平均寿命(信頼度50%) | (信頼度90%) |
|---|---|---|
| 工場地域 | 10.0年 | 5.0年 |
| 海岸地域 | 7.7年 | 3.4年 |
| 全地域 | 10.0年 | 5.3年 |